前回でアクション名は、既に "STD132PDF" と決めています。この名前のアクションの内容を定義するには、Mapping メイン・メニューで "14. オペレーション・メニュー" を選択して実行した後、表示される "オペレーション・メニュー" の中の "2. アクションの処理" を選択して、実行します。
Mapping オペレーション・メニューで"2."を選択する |
アクションの処理画面 |
入力できたら、キーボードの "実行" キーを押して登録します。そうすると、元の "アクションの処理" 画面に戻ります。
アクションの処理画面に戻って "5" を指定した画面 |
ここで、"2" の "編集" を指定して実行すると、先ほど表示した小さな画面が表示され、アクション名とその概要を編集することができるようになります。
"5" を指定して実行した画面は、つぎのとおりです。
アクションのコマンドの初めの画面 |
次のような "コマンド作成" の画面が表示されますので、"MAPCPYSPLF" と入力してキーボードの "F4" キーを押します。
コマンド作成画面で "MAPCPYSPLF" を入力した |
そうすると、おなじみの "MAPCPYSPLF" コマンドの指定画面が表示されます。ただし、入力する値の指定方法が異なります。
"ROBOT 変数" といって、次の変数を使うと、スプールのそれぞれの値を固定値ではなく ROBOT が実行する時点の値を引いてきます。
- &SPLF : スプール・ファイル名
- &SPLNUM : スプール・ファイル番号
- &JOB : ジョブ名
- &JOBNUM : ジョブ番号
- &USER : ユーザー名
- &LIBDES : 出力 OUTQ のあるライブラリー名
- &OUTDES : 出力 OUTQ 名
ここでは、スプール・ファイル名は固定の名前でも良いのですが、あえて ROBOT 変数を使ってみました。
スプール・ファイルの指定には ROBOT 変数が使用できますが、Mapping フォーマット名やシーケンス番号には使えませんので、それぞれ "STD" 、"00010" を指定します。指定した後、キーボードの "F10" キーを押した時の画面が、次のものです。指定した値にだけ ">" が付いています。
アクションに MAPCPYSPLF コマンドを登録する-1 |
- Mapdraw format language -> *XPS
- XPS Printer/outfile language -> '*PDF'
その結果が、次の画面です。
アクションに MAPCPYSPLF コマンドを登録する-2 |
アクションに MAPCPYSPLF コマンドを登録する-3 |
アクションにコマンドが登録できた |
では、次回は ROBOT を使って、実際に PDF ファイルを生成してみましょう。
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