サンプルとして使用している見積書のように、1 ページ目の鑑と、2 ページ目以降の明細という構成の帳票は、多くあると思います。鑑のページと明細のページの切り替えの条件としては、次のような設定方法もあります。
次の画面のように、条件設定の選択肢の中に "First" があります。これを鑑のページに適用します。
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フォーマットを 1 ページ目に使用する条件設定 |
明細のページには、前回の条件設定のように、同じ条件を設定した上で論理ルール欄に "not 1" と設定します。つまり、2 つの相反する条件を適用する場合には、同じ条件を設定した上で、片方の論理ルール欄に "not 1" と指定すれば良いということです。
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フォーマットを 2 ページ目以降に使用する条件設定 |
マルチ・プレビューの機能を使って、条件設定が正しく機能することが確認できたら、安心することなく、次の段階へ進みます。
それぞれのフォーマットに対して "プロジェクトを生成する" ボタンを押して、プロジェクト・ファイルを生成します。デフォルトでは "フォーマット名シーケンス番号"というファイル名になります。次の画面のようにファイル名を変えても構いませんが、1 つのフォーマットに対して同時に生成される 3 つのファイルのファイル名は同一であること、そして、フォーマット間ではファイル名を同一にしないことが鉄則です。
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明細ページ用のプロジェクトの生成画面 |
MapDraw 上での生成が完了したら、OS/400 上の Mapping メニューの中の "MapDraw フォーマットの取り込み" を行います。
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MapDraw フォーマットの取り込みを行う画面 |
フォーマットの取り込みが完了したら、次のコマンドを使用して、PDF ファイルを生成します。その際に重要なのは、1 つのスプール・ファイルに対して、複数のフォーマットを条件に応じて切り替えて適用する必要がある場合には、"Sequence" パラメーターの値を
"*MRG" と指定することです。単独のフォーマットを適用する場合には、ここには "00010" といったように固定の値を入力しますが、複数のフォーマットを条件に従って適用するためには、"*MRG" を指定することにより、Mapping がフォーマットの条件を読み取って切り替えてくれます。
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Mapping V7 で PDF を生成する MAPCPYSPLF コマンドの指定-1 |
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Mapping V7 で PDF を生成する MAPCPYSPLF コマンドの指定-2 |
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Mapping V7 で PDF を生成する MAPCPYSPLF コマンドの指定-3 |
青矢印で指定したパラメーターの値が正しく入力されていれば、MapDraw のマルチ・プレビュー画面で確認した結果と同じ PDF ファイルが生成されます。
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