始めの言葉

「プリンターから印刷できて当たり前」と、ユーザーからもSIerからも軽視されがちなプリンターの世界ですが、実際にはお困りだったり、思ったような印刷結果が得られないまま我慢してお使いの皆様のために、今までの経験が役立てばと、このブログを立ち上げました。印刷の基本から、応用情報、問題の解決方法を情報発信すると共に、PDF化など、これからどうするかについても、ご相談に乗れれば幸いです。ご質問はコメントでお寄せください。

2018年9月29日土曜日

MapDraw を使った帳票設計のテクニック 第11回 - 四則演算 - 6 -

前回までの設計の結果、サマリー表は次のようになっています。
MapF 画面のサマリー表
ちなみに鍵のマークが付いている "a" と "b" は条件です。グループ "g1" の中で条件 "a" が適用されるゾーンと、"b" が適用されるゾーンが、条件ごとに表示されています。
この後、プロジェクトの生成 → OS/400 上の Mapping メニュー "2 MapDraw フォーマットの取り込み" を行ってから、次のコマンドを実行して PDF ファイルを生成しました。
PDF ファイルを生成する MAPCPYSPLF コマンド -1
PDF ファイルを生成する MAPCPYSPLF コマンド -2
生成された PDF ファイルを Adobe Reader で表示すると、次のようになっています。
PDF ファイルの 1 ページ目
PDF ファイルの 2 ページ目
PDF ファイルの 3 ページ目
PDF ファイルの 4 ページ目
PDF ファイルの 5 ページ目
このサンプル・スプールの明細のページは 5 ページなので、5 ページの PDF ファイルが生成されました。拡大して見ないと分かりませんが、各ページの合計金額の値は、29,166 -> 74,832 -> 96,571 -> 98,149 -> 110,049 というように、累積の値となっていることが確認できます。

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