始めの言葉

「プリンターから印刷できて当たり前」と、ユーザーからもSIerからも軽視されがちなプリンターの世界ですが、実際にはお困りだったり、思ったような印刷結果が得られないまま我慢してお使いの皆様のために、今までの経験が役立てばと、このブログを立ち上げました。印刷の基本から、応用情報、問題の解決方法を情報発信すると共に、PDF化など、これからどうするかについても、ご相談に乗れれば幸いです。ご質問はコメントでお寄せください。

2018年8月19日日曜日

MapDraw を使った帳票設計のテクニック 第8回 - 四則演算 - 3 -

四則演算の設計のお話に戻ります。
MapDraw を使った帳票設計のテクニック 第6回 - 四則演算 - 2 - では、ページ単位の小計の計算を行いました。ただ、この設計だけでは不十分で、複数ページあるスプール・ファイルにおいて、ページ単位で小計を表示するには、ページ単位で計算結果をクリアするために、もう一つ数値計算ゾーンを作る必要があります。
7. 手順 "3" で定義した数値計算ゾーンと同じ名前の数値計算ゾーンを、グループの外に単独で作成します。
単独の数値計算ゾーンを作成
 8. このゾーンは、次のように定義します。
- タイプは、"メモリー"、"数値計算" とする。
- 桁は、"1"、長さは、"0" とする。
- ゾーンの後に追加する文字に、"0" (ゼロ)を記入する。
計算結果をページ毎にクリアするための数値計算ゾーンの定義
 次回は、全ページにまたがった総合計を表示する方法をお話しします。

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