次は、"3. スプール・ファイルとアクション間の関連定義" を行います。
そのためには、Mapping メイン・メニューで "14. オペレーション・メニュー" を選択して実行します。
Mapping メイン・メニューで 14 を選択 |
Mapping オペレーション・メニューで"3."を選択する |
このアクション名 "STD132PDF" は、任意です。アクションの内容は後で定義します。
また、使用できる文字は半角英数文字のみで、全角文字は使用できない点にもご注意ください。
3. スプール・ファイルとアクション間の関連付け定義の画面例 |
実行キーを押して登録した後、"OPT" 欄に "9= その他"を入力して実行キーを押すと、次のような画面が現れます。
スプール・ファイルに対するその他のパラメーター |
- スプール・ファイルの作成に使用したプログラム名とライブラリー
- スプール・ファイルの作成に使用したプリントファイル名とライブラリー
- 入力OUTQ 名とライブラリー
- ユーザーテキスト
上の画面は初期設定のままですが、"Outq In" は “*DFT(デフォルト値)" となっています。これは、前回の設定で監視対象とした "DEMOOUT" という OUTQ を意味しています。この値を変更すると、"ROBOT" が監視する OUTQ を変更することができます。特定の OUTQ に入ってくるスプールに対してだけ、特定の処理がしたい場合などに有効です。
同様に、"OPT" 欄に "8= 詳細" を入力して実行キーを押すと、次のような画面が現れます。
アクションの詳細画面例 |
実使用上で重要なのは、"Priority" 欄の設定です。これは、ROBOT サブシステム内で実行される Mapping 処理ジョブの制御を行うためのものです。
デフォルトでは、"MAPDMIDDLE" となっていますが、他に "MAPDSPEED"、"MAPDSLOW" を選択できます。
それぞれ、次のような違いがあります。
- MAPDSPEED : 実行優先順位 = 20, 最大同時実行ジョブ数 = 1
- MAPDMIDDLE : 実行優先順位 = 30, 最大同時実行ジョブ数 = 5
- MAPDSLOW : 実行優先順位 = 50, 最大同時実行ジョブ数 = 10
OUTQ にスプールが投入された順番どおりに、アクションが実行される必要がある場合には、"MAPDSPEED" を選択して、同時実行ジョブ数を "1" とします。